■小林研一郎氏メッセージ
私がシンフォニア岩国を訪れるのは2010年以来、なんと15年ぶりとのこと。今回は長年にわたり共演を重ねてきた大阪フィルハーモニー交響楽団の皆さまと、ロッシーニの歌劇「セヴィリアの理髪師」序曲、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、そしてベートーヴェンの交響曲第5番「運命」を演奏いたします。
朝比奈隆先生によって設立された大阪フィルハーモニー交響楽団の特徴の一つである重厚な大フィルサウンド。そして、大阪フェスティバルホールで30年以上にわたり開催している「3大交響曲の夕べ」などで数々の共演を重ねてきたからこそお届けできる、入魂の演奏をお楽しみください。
また、ヴァイオリン協奏曲で表現力豊かな音楽性とテクニックを兼ね備えた周防亮介さんとの共演はこの上ない幸せです。
大フィル×周防亮介×コバケンがコラボする圧巻のワールドをご期待ください。
9月に岩国の皆さまとお会いできることを大変楽しみにしております。
■周防亮介氏メッセージ
皆様こんにちは。ヴァイオリニストの周防亮介です。
この度、9月6日にシンフォニア岩国コンサートホールにてマエストロ小林研一郎先生の指揮のもと、大阪フィルハーモニー交響楽団の皆様と共演させていただきます。
初めてシンフォニア岩国コンサートホールにて演奏させていただくことになり、ずっと心待ちにしておりました。
今回はこれまでにもたくさん弾かせていただいてきた、大好きなチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を演奏いたします。
何度弾いても美しい旋律に胸がいっぱいになり、躍動感溢れるフィナーレを会場の皆様と一緒に楽しみたいと思っており、有名なこの協奏曲の魅力を精一杯お届けいたします。
マエストロとはこれまで何度も共演させていただいており、普段はお優しく温かいのですが、指揮棒を手にされたマエストロは、情熱にあふれる音楽をつくり出され、わたくしもまるで音楽に包み込まれるような感覚になります。
また、大阪フィルハーモニー交響楽団の皆様との久々の共演もとても嬉しく、光栄でございます。
当日は、マエストロとオーケストラの皆様、そして会場にお越しくださるお客様との一体感も存分に楽しみたいと思っております。
皆様のお心に残る演奏会となりますよう心を込めて演奏いたしますので、ご来場をお待ち申し上げます。