1965年ウィーン生まれ。6歳からピアノのレッスンを始め、ウィーン音楽大学にて学ぶ。18歳でウィーンのムジークフェラインへデビュー。
1985年、ベートーヴェン国際ピアノコンクールで最年少及びオーストリア人として初の優勝を飾り、以来、アムステルダム、ベルリン、ブリュッセル、香港、ロンドン、ミラノ、メキシコ・シティー、ミュンヘン、ニューヨーク、ウィーン、東京など世界各地で公演している。ソリストとしてウィーン・フィル、ウィーン交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、シカゴ交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、NHK交響楽団などと共演している。
マールボロ音楽祭、ザルツブルク音楽祭、ウィーン・モーツァルト週間、ラヴィニア音楽祭、ラインガウ音楽祭、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン祭などの音楽祭にレギュラー出演している。1991年には東京で開催された「ザルツブルク・モーツァルト週間」に参加し、ハーガー指揮ウィーン・フィルと共演したのに引き続き、ウィーンでもドホナーニの指揮でウィーン・フィルと共演し、高い評価を得た。
最近は指揮者としての活動も拡大し、ウィーン交響楽団、リンツ・ブルックナー管弦楽団等の定期公演に出演したほか、クラーゲンフルト歌劇場でモーツァルト「皇帝ティトゥスの慈悲」を指揮した。
1990年にソニークラシカルと専属契約を結び、ソロや室内楽の他、協奏曲も多数レコーディングしている。1989年からウィーン郊外のノイベルクで音楽祭を主宰し、音楽監督としてソロ、室内楽、指揮、教育の多岐にわたり活動を展開。99年からはザルツカンマグート地方全域で開かれる音楽祭へと規模を拡大している。1999年からウィーン音楽大学教授を務めている。
東京都出身、5歳よりクラシックピアノの英才教育を受け、中村紘子、加藤伸佳、セルゲイ・ドレンスキーに師事。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を首席で卒業後、モスクワ音楽院に留学。国内外のコンクールで数々の賞を受賞。人気ドラマ『のだめカンタービレ』にて玉木宏演じる「千秋真一」、映画『神童』では松山ケンイチ演じる「ワオ」の吹き替え演奏を担当し脚光を浴びる。近年数々のTVバラエティ番組への出演、ラジオ番組パーソナリティ、映画『さよならドビュッシー』で俳優デビューするなど、マルチピアニストとして活躍。2015年秋、映画『ポプラの秋』(主演:本田望結)では音楽監督ならびに出演を、同年10月〜12月のTBS系金曜ドラマ『コウノドリ』(主演:綾野剛)でピアノテーマ・監修・音楽を手掛けると同時に、ライブハウスマネジャー役としても出演。同年11月に発売したアルバム『あなたのためのサウンドトラック』が数週間に渡りオリコン・ウィークリー・ランキング「クラシック部門1位」を獲得。2016年11月より配信のHuluオリジナルドラマ「代償」(主演:小栗旬)ではエンディングテーマを手掛け、同年12月7日発売のニューアルバム「KIYOZUKA」もBillboard JAPAN「クラシック部門1位」を獲得。
1946年に設立したオーストリアのウィーンを本拠地とする室内オーケストラ。
歴代の指揮者として、ハインリヒ・ホルライザー、パウル・アンゲラー、カルロ・ゼッキ、フィリップ・アントルモン(現名誉指揮者)らが務めた。
2005年からハインリヒ・シフ(チェロ)が首席指揮者を務め、服部譲二(ヴァイオリン)が副指揮者を務めた。ギュンター・ピヒラーも頻繁に客演している。
レコーディングは、メニューイン指揮・レーピン(ヴァイオリン)でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集、チェチーリア・バリトリ(ソプラノ)、ジェルジー・フィッシャー指揮でモーツァルトのオペラ・アリア集などがある。