「観客が思わず嘆息をもらすほどの、魅惑的な美をもって演奏した」(イヴニング・スタンダード紙/ロンドン)
「ロシア芸術で最高の生きたシンボル」(マイアミ・ヘラルド紙)
「人が望み得る完璧に最も近い演奏」(トリニティー・ミラー紙)
ロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)は、1990年にモスクワで初の演奏会を行って以来、世界中で高い人気を誇るオーケストラとして活動。ロシアのオーケストラとして初めてバチカンとイスラエルでコンサートを行い、マルタ・アルゲリッチ、イツァーク・パールマン、ルネ・フレミング、ラン・ラン、ピンカス・ズッカーマン、ジェームズ・ゴールウェイ等世界一流のソリスト達をソリストに迎えている。
グラモフォン誌は、RNOの初のCD(1991)を、「畏敬の念を起こさせる経験。人間がこのように演奏することが可能であってよいものだろうか」と讃え、それをチャイコフスキーの交響曲「悲愴」の録音史上、最高のものとして挙げた。以来RNOは、ドイツ・グラモフォンとペンタトーン・クラシックスから60以上の録音をリリースしており、一流レーベルを含む複数のレコード会社と長年に渡って関係を確立している唯一のロシアのオーケストラとして、他と一線を画している。ケント・ナガノ指揮、ソフィア・ローレン、ビル・クリントン、ミハイル・ゴルバチョフのナレーションによる、プロコフィエフ「ピーターと狼」とバンテュスの「狼のたどる道」の録音は2004年、レコード業界における最高の栄誉であるグラミー賞を、ロシアのオーケストラとして初めて受賞した。
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン、グスタード、ラインガウといった音楽祭の常連であるRNOは、ナパ・ヴァレー・フェスティバル・デル・ソーレ、フロリダのアーツBOCAフェスティバル、シンガポール・サン・フェスティバルにも音楽祭の創設時から参加しており、イタリアのトスカナ・サン・フェスティバルでは数年に渡ってレジデント・オーケストラを務めている。またRNOは、2009年より毎年夏にモスクワにおいて自らのフェスティバルを行っている。
その幅広い活動により、一言では説明出来ない多才な芸術家。ピアニストとして世界の頂点を極め、指揮者や作曲家としても魔法のような驚くべき才能で、世界中の聴衆を魅了。客演指揮者としてドレスデン国立歌劇場管、コンセルトヘボウ管、フィルハーモニア管を始めとする数々のオーケストラを指揮。近年ではボリショイ・オペラでの「スペードの女王」指揮で大成功を収めているほか、コンサート形式のオペラ指揮も行っている。
1957年ロシアのアルハンゲリスク生まれ。13歳で中央音楽院、1974年モスクワ音楽院に入学。78年、弱冠21歳でチャイコフスキー国際コンクールのゴールド・メダル及び第1位を受賞し、国際的な脚光を浴びる。驚くべき技巧、深い知性に裏づけられた演奏、完璧にコントロールされた美しい音色で、カリスマ的人気を誇る現代最高のピアニストの一人として活躍。しかし、2006年のベートーヴェン・ピアノ協奏曲全曲録音後、突然ピアニスト活動を停止し世界を驚嘆させる。SHIGERU KAWAIピアノとの出会いにより、2013年よりピアノ活動を再開。以前にも増して素晴らしい演奏が、話題となっている。
1988年ワシントンで開かれた先進国首脳会議で演奏。ミハイル・ゴルバチョフとの関係を築いたことが、その後の自由な音楽活動を行う契機ともなった。1990年ロシア内外の個人、会社、財団等の支援によって資金を得、ロシア史上初めて国家から独立したオーケストラとしてロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)を設立。これはロシアでのプレトニョフの知名度・人気の高さを証明している。
指揮者として東京フィルハーモニー交響楽団には2003年7月初めて客演。以来定期的に招かれ、楽団員の圧倒的支持により2014年特別客演指揮者に任命される。
1995年イェリツィン前大統領および2002年プーチン前大統領によってロシア共和国第一等国家賞を授与されている。
1999年10月いわき市生まれ。 父親の転勤に伴い、生後すぐ上海に移り6歳まで滞在。
幼少の頃より音楽に非凡な才能をみせ、3歳よりピアノを始める。5歳で第2回上海市琴童幼儿鋼琴電視大賽年中の部第1位受賞。8歳の時から5年連続でショパン国際ピアノコンクールin ASIAで1位受賞。2012.年(12歳)、第16回浜松国際ピアノアカデミー・コンクールにて最年少1位受賞。
2012年3月に日本人ピアニストとして最年少(12歳)でユニバーサルよりCDデビュー。その後、2013年「想い出」、「献呈~リスト&ショパン名曲集」、2014年7月2日「トロイメライ~ロマンティック・ピアノ名曲集」が発売されている(ユニバーサル ミュージック)。
各地でのリサイタルに加え、2014年5~6月にはウィーン・カンマー・オーケストラの日本公演でソリストを務める。2014年9月5日には初の海外公演を行い、台湾の高雄市交響楽団と共演。
上海にて陳融楽氏(現在バンクーバー在住)、鄭曙星(上海音楽学院教授・ピアノ学科長)、日本にて金子勝子(昭和音楽大学・大学院教授)に師事。現在、モスクワ音楽院ジュニア・カレッジに在籍。ユーリ・スレサレフ(モスクワ音楽院教授)、ウラディミル・オフチニコフ(モスクワ音楽院付属中央音楽学校校長)の各氏に師事。