ヴァイオリニストの五嶋龍さんに、シンフォニア岩国公演に向けてのメッセージやツアーへの意気込みをお伺いしました。
●7月のツアーが始まってタイトなスケジュールと思いますが、移動日やオフの日にはこれをするというようなことがありますか?また、ツアー中の体調管理で一番気をつけていることは?
○練習は必ず毎日します。多かったり少なかったりはしますが。
趣味は空手です。映画も好きですからパソコンで観ることもよくあります。
●ツアーを終えて一番最初にしたいことは?
○すぐ次の公演地に移動しますから、演奏旅行は続きます。
●クリエイティブな発想をお持ちの五嶋さんの、今後、こんな演奏活動をしたいというヴィジョンを聞かせてください。
○夢の中で作曲した曲を実現化したいのですが、作曲という作業は僕の手が届くところにない。
けれども、もう少しすれば何かあれこれのメロディーを具体化できるようにも思える・・・全く夢です。
●山口県には五嶋さんのファンの方がたくさんいらっしゃいます。
山口県で楽しみにされているファンの皆さんに、シンフォニア岩国でリヨン管と共演する意気込みを聞かせてください。
○マエストロ スラットキンとリヨン管との共演は、僕に未知の世界をプレゼントして下さると期待しています。
フランス人の作曲家、ラロがスペインに傾倒しスペイン風に書いた曲を、フランスのオーケストラ(メンバーが全員フランス人だとは思えませんが)、アメリカの指揮者と僕が旋律を奏でるとき、これら三者の風がひとつにまとまり、すばらしい響きを届けられると信じています。